「欠けたドーナツの心理」というものを聞いたことはありますか?
これは企業研修などでも取り上げられていたりする
有名な心理のお話なのですが、
「欠けたドーナツの心理」とは、
良い部分よりも欠けている部分
(足りない部分)に目がいってしまうというものです。
人は、悪いところを見つけてしまうと、
良いところもあるのに、悪いところに焦点をあて
そこばかりが気になってしまい、良いところは見えなくなる習性があります。
「完璧なものを求める気持ち」から
不備があるものに対して不満、
不快感を感じてしまうのです。
完璧なものを求めることはいいことですよね!
より良いものを。
より良い方向へ。
より豊かに。
と思うのは当然なことですし、
向上心があり、とても素晴らしいことです。
しかし、
良い部分が見えなくなってしまうという点が問題です。
例えば、
レストランに行ったときに、
内装もお料理も素晴らしかった!
だけど、接客態度の悪いスタッフが1名。
他のスタッフはとても良かったのに。
このような経験をしたとき、あなたが2日後、1週間後、
このレストランを思い出したとき、どのように思い出しますか?
A:内装もお料理も気に入った!
感じの悪いスタッフが居たけど
また機会があれば行きたいな。
B:あのお店、感じの悪いスタッフがいたなぁ….
とても残念だった。もう行かないなぁ〜。
接客態度の悪かったスタッフが頭から離れず
「素晴らしかった」と思えた内装やお料理の記憶が薄れてしまう……..
Bの場合、勿体ないですよね(;_;)
完璧を求めることは素晴らしいことですが、
常に完璧を求め過ぎることは、
幸せの回数が減ることになるということにお気づきになりましたか?
そもそも自分を含めて完璧なものなんて、
この世界にはない!
欠けている部分ばかり注目するより、
良い部分に焦点を当てる癖をつけてみませんか?
私はとにかくストレスが大嫌いです!
このブログをご覧いただいている
皆さんの人生が心地の良い毎日になりますように♡
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。