日本のことわざで、「弱り目に祟り目」
(よわりめにたたりめ)という言葉があります。
意味は「不幸なことが重なること」
例えば、
職場の上司と関係が良くなくて悩んでいる。
そのストレスが続くと頭痛、腹痛、
めまいといった身体的な症状が現れる。
不調を治療しようと治療費がかさみ、
金銭的な悩みに繋がる。
もしくは、その環境から逃れるために仕事を辞める。
そして、収入源がなくなり金銭面で悩む。
人が悩むほとんどの悩みは、人間関係から生まれ、
健康、金銭的な悩みにも発展していきます。
1つの不運がもたらす負の連鎖反応。
想像すると怖いですね….。
先日、妹と人間関係のストレスってほんとに辛いよね…
という話題になったんですけど、
ホントに辛いですよね!
実は、12.3年前の私がまさに
「弱り目に祟り目」状態でした….涙
先ほどの例、実は私の体験エピソードです。
20代前半の頃に勤めていた会社の先輩との
関係が非常に良くなくて
すごいストレスで、ものすごく悩んでいて、
徐々に体に不調が出るようになったんですね。
主な症状は、
・頭痛
・胃の痛み
・下血
・めまい
・尋常じゃないほどのケアレスミス。
辛すぎました!
頭痛や下血も相当辛かったんですけど、
とにかくケアレスミスを1日に何度もするから、
他の方に迷惑かけちゃうし、
怒られるしで本当にあの頃は辛かったです。
そして私は、このままではさらに深刻な病いに発展するかもと思い、職場を辞める決断をしたのです。
そして今度は収入が無くなるという始末。
今でこそこんな風にブログで書けるように
なりましたが当時は、一生思い出したくない
と思っていましたし、こんな体験
家族以外に知られたくないと思っていました。
こんな恥ずかしいお話を何故、
引っ張り出してきたのかというと、
良好な人間関係を形成する力ってすごく大切ですよね!ってことを伝えたかったからです。
あの頃の私は、何故その上司から嫌われていたのかが、全くわかりませんでした。
その人の性格がすごく悪くて私はたまたまターゲットにされたと思っていました。
その先輩は、他の方もイジめていたから。
私には全く非がないと思っていました。
だけど今なら何故、
私が嫌われたかわかる気がします。
本人に確認していないから予測でしかないけれど、
当時の私は、社会人としての言葉遣いが未熟だったり、
周りへの感謝の表現が少なかったりと、今振り返るとそれが原因だったのかな?と感じています。
例えば、上司に対して「了解しました」
とフランクな返しをしていたり、
褒めていただいた時には、
「皆さんのおかげです」などの
気の利いた言葉一つもいえず、「えっへん^ ^」とドヤ顔をしていたり。
印象の良くない後輩だったと思います。
当時の私は、『他者に不快な思いをさせたくない』
とか、『失礼のないように』と
心がけているつもりでしたが、
その方法が自己流で全くきちんと出来ていなかったことが原因だと思います。
今の仕事を始めて、
たくさんの方に似た言葉を聞くようになりました。
「失礼のない自分になりたい」
「感じの良い自分になりたいけれど、
自分ではどこをどうすれば感じの良い自分になれるのかがわからないんです。」
この言葉を本当に多くの方から聞きます。
また、つい先日は、
「部下に対しての信頼感のある振る舞い方がわからないから指導をしてもらえないか」といったお問い合わせもありました。
このように自分の振る舞いが
これで良いのかがわからず、
悩まれている方って結構多いんですよね。
そのたびに過去の私も、同じだったから、
ものすごく共感しています。
しかし、私はこの仕事をするにあたり、
マナーや心理学を深く学んだことによって、
効果的なスキルを身につけることができました。
そして今、過去の私のように悩んでいらっしゃる方の
お力になりたいと思うようになり、
実はこの想いが強すぎて協会を立ち上げたのです。
感じの良い自分になりたいけど、
自分ではよくわからない悩み、人間関係でのストレスの悩み、
プライベートでも頻繁に聞きます。
人間関係の悩みでいうと、
・彼氏、彼女との関わり方の悩み
・夫婦関係の悩み
・友達との悩み
・ビジネス仲間との悩み
・親子関係の悩み
色んなパターンの人間関係の悩みを年間どれだけ聞くんだろう!っというくらいものすごく聞きます。
ちなみに、初めて行く美容院で担当してくださった方からも何故か相談されたりします。
職業言っていないのに^ ^; (何で?)
印象が良くなるスキルを身につけ、
対人関係能力を向上することで生活の満足度、
人生の質を上げることができるのは確実です。
安定した人間関係は人生に余裕をもたらしてくれるのです。
そのためには、
自分に対して注意深く意識をもつことが大切!
より良い社会の中で皆さまが健康的に人生を過ごせることを心から私は願っています。