マイナスな考えを上手く利用する裏技!
私はいつも
残念な状況になる事を想像します。
皆さまは、こんな人をどう思いますか?
「ネガティヴ思考だなぁ….」
「成功者になれないタイプだ!」
そう思う方もいるかもしれませんね!
普段、私はあまりネガティブな事を
口にしないようにしていますし、
blogでは「前向き思考で!」とか
ポジティブ系の生地を書いていますが、
実はネガティブ思考も大切にしています。
なぜなら、ネガティブな考え方を上手く利用する方法があるから!
たまに話の流れで
「残念なパターンは想像するようにしている」
というのを伝えると「ネガティブは勿体ないよ!」
という返事が返ってきます。
「ストレス、めっちゃ溜まるやん!」
というお声もよく返ってきます。
実は全く逆で、
この方法全然ストレスがたまらないんです。
これは心理学で「ストレス予期」といって、
ストレスによる耐性が高められる効果がある方法です。
事前に、嫌なケースを予め想像しておくと、
大抵の事は受け流すことができます。
例えば、
仲間とチームを組んで、何かを成し遂げなければならない時、
サボる人も出てくるでしょうね。
一悶着(ひともんちゃく)あるかもね!と、私ならこの様に事前に予期します。
案の定、サボる人や、意見がまとまらなくて一悶着あった時、
「まぁ、こんな感じになるよね」と冷静な気持ちで対応が出来きるのです。
数ヶ月前にあった実例でいうと、
以前にこんな事がありました。
楽しみにしていた、案件が理不尽な理由で
無くなってしまう事があったのですが、私以外の方は、
すごく怒っていました。
そりゃ、そうです。
怒るのが一般的だと思います。
しかし、私は怒りませんでした。
「こんな事もあるだろう」という程度です。
「腹立たないの?」と聞かれたので、
「そりゃーモヤっとはするよ!」と言いましたが、
心の中では「「怒っても案件戻ってこないよね」」って、
次の事を考えられるくらいの余裕が既にありました。
しかし、
彼女達は結構な時間怒っていました。
というように、心の余裕に違いが出てくるのです。
私は、怒りのエネルギーって
かなり消耗してしまうものだと思っているので、
膨大なエネルギーをマイナスな感情で
使いたくないって思ってしまうんです。
そのエネルギーは違うところで使いたいって。
しかし、そんなこと怒っている本人には、絶対言えません!
こんな事、言ったら感じ悪くなってしまいます。
しかし、気づいてほしい!
怒っても仕方がない事で怒っている方に!
「ストレス溜まるだけだよ 」って。
今ではメンタルヘルス対策を取り組んでいる会社も多く、
怒りを予防する心理療法「アンガーマネジメント」
という言葉もよく聞くようになりました。
厚労省・30年労働安全衛生調査結果では、
仕事で強いストレスを感じる労働者の割合は58%でした。
「ストレス予期」を活用すれば、
上手くいけばそれはそれでラッキーだと思えて、
最悪なケースになった場合は、
それを受け入れる事が簡単になる方法ですので、
是非、皆さまも「ストレス予期法」を活用してみてください。
ただ、「ストレス予期」の注意点として!
予期する感情が大き過ぎると、
それが大きなストレス反応を引き起こしますので、
お気をつけください。
例えば、
「地震が来るかもしれない、怖い怖い怖い…」
「失敗して取り返しがつかないことになったらどうしよう…..やっぱりできないよぉ~….」
と、このように強すぎる否定的な予期は、
不安や恐怖、緊張といったストレス反応をひき起こしますし、何も出来なくなってしまう自分になってしまい逆効果です。
「最悪、◯◯になるかもしれないな!」
程度にとどめておく事!これが大きなポイントです。
ストレスで膨大なエネルギーを消耗しない裏技話しでした。
是非、お試しください♡
本日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。