私には今、9歳の息子がいるのですが、
以前こんなことがありました。
ある休日、息子と一緒に
クッキングをしていたときのこと。
息子が「混ぜるのしんどかったぁ」というので、
私が「お料理って結構しんどいでしょ。よく頑張りました」と言うと、
息子「いつもお料理ありがとう」
私「えっ!」
息子「いつもお料理ありがとう!」
おおおおぉぉ!
とっても素敵な言葉を伝えてくれていました。
心理学に「ストローク」というものがあります。
ストロークというのは、わかりやすく表現すると【心の栄養】となるもの。
人はこのストロークを得たい生き物だと言われています。
ストロークには、
【肯定的なもの】と【否定的なもの】2種類あります。
肯定的なストロークは、
「なでる、さする、ほめる、よく話を聴く、任せる、信頼するなど」
否定的なストロークは、
たたく、怒る、一方的に言う、けなす、無関心、情報を与えないなど」
このストロークをいかに意識し、
相手にどんなストロークを与えていくかで相手のモチベーション、成長の具合は変わっていきます。
今回息子は、見事に肯定的なストロークを私に与えてくれたのです!
最近ではポジティブな職場環境づくりを
積極的に目指す企業が多く、
従業員の心の健康を保つための
メンタルヘルス研修のご依頼をいただくことが増えました。
このストロークのお話しは、
研修先でもよくするのですが、
研修後のアンケートでよく見るご感想が、
「いつも周りに感謝の気持ちはもっているけど、
それを言葉にして積極的に伝えてはいませんでした。」というご感想が非常に多いです。
他には、「忙しくて部下の話しをじっくりと聞いてあげることがなかなか出来ていなかった」
小さなお子様がいるスタッフの方だと
「ついつい危ないからと言う理由で子供を信頼して任せてあげることをしてあげれていなかった」など。
このストロークのお話すると、
すごく皆さん印象に残ってくださるようで、
色んなご感想と共に「もっと肯定的なストロークを日頃から意識するようにしたいです」
とアンケートに書いてくださる方が多いです。
肯定的なストロークを上手く相手に与えることができると、相手は自分の能力に自信を持ち、
その能力を最大限に発揮することができるようになります。
こちらの記事をご覧になって
「普段、肯定的なストロークを与えてあげれていなかったなぁ」とお感じなった方は、
ぜひ、肯定的なストロークを大切な方に心のサプリメントとして積極的に与えてあげてみてください。
本日も最後までご覧いただき、
ありがとうございました♫
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~Hisako Imatani〜